S48 B110 サニークーペGX5
B10サニーの時代からニッサンとトヨタの大衆車戦争で生まれた車ですよね
1,000ccエンジンを搭載していた初代サニーに対し、1,100ccエンジンを搭載して「プラス100ccの余裕」のコピーを掲げた初代カローラを意識した発売時の広告コピーである「隣のクルマが小さく見えます」は、良くも悪くもこの時代のメーカーと大衆双方が持っていた上昇志向を象徴するものとして、後年まで広く伝えられている(『絶版日本車カタログ』三推社・講談社68頁参照)。
その大衆車のサニーですがSUキャブを搭載してスポーツモデルGXシリーズが追加されます。
当時4速ミッションが主流でしたが5速MTを搭載したGX5が追加されます。
GXと言えば今でも楕円LポートのGXシリンダーヘッドは高値で取引されてますよね。
実際にノーマルA12エンジンが68psに対しGXは80psを誇っていました。
シングルキャブ丸ポートとSUキャブと楕円ポートでこれだけ馬力が違いました。
GX5の最大の特徴5MTですがローバック5速と呼ばれ
通常の1速の場所がバックギアで2速の場所が1速です。
これも40年近くなるミッションですが高値取引されています。
TSレースで大活躍した110サニー
今でもTSカップというレースで10000rpmまわして走ってますよね。
ハコスカのGTR仕様みたいにサニーGX仕様
外観はとても程度が良さそうです。
キャブもソレックスに換装されています。
でも一個いただけないのがキャブの下に見えるメクラしたホース
これヒーターにいく水路なのですがメクラされちゃってます。
水路がふさがれちぇってるのでここは直した方が良いかと・・・
販売価格は320万!
いや水路は絶対直してもらいましょうw
日産 サニークーペGX5 (ホワイト)